セッティングの基本


スプリング

要するにバネのことです。
柔らかいと姿勢変化が多く、タイヤのグリップが上がりますが、底づきしたり不安定になったりします。
固いと姿勢変化は少なくシャープになりますが、ちょっとのギャップではねるようになります。

車高

そのままズバリ車の高さです。
高いと車の挙動がおおきくなり、またサスのストロークがのびますが、グリップに負けると片輪走行したりします。
低いと、サスが底づきしやすくなります。
底づきすると、タイヤのみで走るためトータルグリップは落ちます。また段差などで飛ばされます
車高はスプリングとダンパーにかなり左右されます。

ダンパー

これはスプリングの動きを押さえるパーツです。
揺り返しやフワフワ感を軽減します。
硬いとバネが動かなくなり、バタバタとジャダーが発生します。
柔らかいとポンポン跳ねるようになります。

キャンバー

タイヤについている角度の一つで、ロールした時の接地を適正にする働きがあります。
ほんのりつけるとコーナーで安定する...らしい。
駆動輪につけ過ぎると加速が悪くなります。

スタビライザー

左右のサスをつないでいる棒バネです。
左右しかつないでいないため、前後、上下の動きには関係ありません。
あとはスプリングと同じです。
車重が軽い場合はノーマルの方が良い場合があります。

ブレーキバランス

前後のブレーキの効きを調整します。
強めにすると、挙動の変化が早くなり、めりはりのある走りになります。
但し、ロックさせるとコントロール不能&制動距離が伸びるので注意。
弱いと動きはマイルドになり、制動が楽です。弱すぎると制動距離が伸びます

ブースト圧

タービンにより過給された空気圧の高さです。
高いと、そのブースト圧に達するまで時間がかかり、アクセルに対するレスポンスが悪くなるため、扱いづらくなります。
低いと、ブーストが早く安定し、フラットなトルク特性になりますが、最大馬力はおちます。

ギヤ比

エンジンの回転数に対する駆動輪の回転数の比率です。
1速3.000でファイナル4.000であればエンジン12に対し駆動輪1で回ります。
大きくなれば加速がよくなり、小さければ最高速が伸びます。
パワーバンドをはずさないようにするのが基本ですが、奥が深いので最初はファイナルのみ、いじるようにしましょう。
また、バックギアは変更できないので、ファイナルに左右されます。

ダウンフォース

下に押し付ける力のことです。
強いとコーナリングスピードが上がりますが、最高速は落ちます。弱いとその逆です。
100km/h以下ではあまり効果はでないようです。
HSRやTC以外はMAXで構わないと思います。

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