電動ファン追加

その弐

その壱






装着して試走してみました!



最高気温26度の日に走ってみたところ、最初こそACで冷やすものの、5分くらいでECONで快適に過ごせるくらいの冷気が。
停車時もぬるい風にならず、満足満足♪

・・・ただ、それがファンを追加した効果なのか、単にエアコン修理の結果なのかは不明ですけど(笑



「もしかして水温上昇でもファン回るかも!?」と期待しましたが、なんかダメっぽいです。
あのVSVはホントにエアコンのアイドルアップ用にしか動いてないようです。

・・・「ぽい」とか「ようです」が多いですね(ノ∀`)
整備書とかあればはっきりするのに〜。


ちょこっと流れを調べたところ、こんな感じになってる模様。
センターサポートが仕切り板代わりになってて、あまり左には風は行ってません。
代わりに右の隙間からの流入が凄まじい。

これはマズイかも・・・
ラジエターとコンデンサーの中間層の圧力が上がって、コンデンサーの左側に風が当たってない恐れが大。

というわけで、スポンジを使って整流作戦!

まず、なるべく風がコンデンサーを通過するように右側をふさぎ、センターサポートがあるから元々風は当たってないだろうという決め付けにより(ぇー)中間層に仕切りをつける。

これなら左側も多少は機能するようになる・・・かな?

しかし!この作戦には重大な欠陥が!

仕切りを入れたい中間層の隙間、3センチくらいあります。
いくらなんでもコレはふさぎきれない・・・
がっかり。



この風の流れは効率悪そうなので、なんとかしたいな〜と、
またしても様々な案を検討した結果、

もうセンターサポートを外すしかない!

という結論に落ち着きました。
真正面から当てれば左右の圧の違いは微々たるものだしね。

・・・最初っからそーしろよってツッコミはナシの方向で。



さ〜て、ついにセンターサポートとっぱらいです。
うまくファン着くかなぁ・・・


まずはボンネットキャッチを外します。
ボルト三本で止まってるだけなのですぐ取れます。
ワイヤーがあるので完全には取れませんけどね。

これで、あとアッパーとロアのボルト二本外せば、センターが外れます。

あ、下に伸びてる線はホーンのです。

外れました。

右が前方になって、ついてたんですね。

右の二股の上側は、グリルステーになってます。
下側は使ってません。レビン用なんでしょうね〜。

よく見ると、けっこー鉄板薄いです。
コの字断面形状って、偉大だ・・・

このままだとキャッチがヘニャヘニャなので、汎用ステーを組み合わせて代用品作り。
ついでにファンの支えも作っちゃいます。

とりあえず出来たのがコレ。
材料費3000ほど。
ああ、出費がかさむ・・・

が、上の形状ではどうにもうまくなく、何度か作り直し。

あーでもないこーでない・・・

と試行錯誤してると、
「ここで修理してんのかい?」
と買い物客のオジサンに声かけられました。

しばし雑談してみたり。

オジサンが店に行ったので作業再開。

結局、最初につくったのに、目張りした幅広ステーを組み合わせた形になりました。

最初は下の出っ張ってるL字ステーに乗っけようと思ったのですが、なるべくコンデンサーに近づけたいので、アングル材のとこに乗せてしまいました。
その際、ファンの足二本が邪魔だったので少し切断。

結果的に、L字ステーが出っ張りすぎになりました(ノ∀`)

で、ファンを搭載したのち配線して終了〜。
おもったよりキャッチもぐらつきませんね。

もーちょっと小さなファンならキャッチにぶつからないから、あと3センチはコンデンサーに近づけられたんだけどな〜。

と、ここでまたしてもオジサン登場。
買い物終わったようです。
「古い車を直しながら乗るのも面白いよな〜」
とのたまうオジサンの車は現行ボルボセダン。
イイシュミシテマスネ。



やっと完成!
注:ブラックマークは関係ありません。

・・・最初から真ん中に取り付けてれば、このページだけで済んだなぁ。
まぁ、紆余曲折あったって事でw


真ん中につけたことで、全面に風が当たるようになりました。
ただ、弊害もあります。
右に着けてた時よりバンパー開口部からの吸い込み量が少し減りました。

コレはたぶん、左右に余裕が出来た分、渦を巻いちゃってるんだと思います。
そのうちゴムかなんかでフード作ろうかな。

まぁ、今んトコはこれで完了です(`・ω・´)
ふ〜。



完成、と言いつつ、まだいじってたり。

あの位置だとファンが斜めになってついてたので、やっぱり下側を手前に出してL字ステーに乗せ、上側を奥に押し込みました。
これでほぼコンデンサーに垂直に風が当たるように。

フードないから、あいかわらず左右で渦巻いてるけどね(ノ∀`)



↑作った直後に気がついて大ウケ↑
新たにリレー付けて直結スイッチ作ろうかとも思ったけど、配線が今以上にごちゃごちゃになるから見送り。

・・・のつもりが、実は近所に電子パーツ屋があることが発覚。
ダイオードを買ってきて割り込み線を作ってみたり。
ハンダ付け超久々〜。

見た目と防水性を高めるために、熱収縮チューブを使ったまでは良かったのですが・・・

どっちがアノードか、見た目じゃわからん!

透明チューブにしときゃ良かった・・・
実際につないで確認しよう(ノ∀`)



さらに後日、フードを付けてみました(゜▽゜)

ステーですが、左右に整流用につけていたL字ステーを外しました。
フードあればいらないしね(´・ω・`)


フードの材料ですが、厚さ3mmの100mm×1mのゴム板と両面テープでやってみる事に。

ファンからコンデンサーまでの距離は上下とも4cmなので微調整する必要がなく、巻くのは簡単でした。
いちおー外れないようにタイラップでビシっと縛っておきます。
ちょっとヘニャヘニャですが、問題ないでしょう。
たぶん。



あとは様子を見つつ配管の逃げなどをジョキっと切りながら設置。

前回の位置だと上側がすこし当たってしまうので、5mmほど前に出しました。
ゴムとコンデンサーの隙間は1mmもなく、イイカンジで付いてます(=´∇`=)

見た目ヘニャってますが、タイラップで縛った分ゆがみがでただけで強度自体は十分のようです。
ファンの風圧にびくともしません。



フードを作ったことにより、左右の渦はほぼなくなりました。
風の逃げも無しで、多少下から漏れてるかな〜くらいです。

ただ、渦がなくなったことにより、別の問題が発覚。
アイドリングだと風が左右の隙間から逆流してるんですよね〜。
つまり、カップリングファンが電動ファンで送られてくる空気を吸いきれてないんですな。
カップリングファンの方が10cmくらい直径大きいのに・・・
フードが前方にも伸びているため、帰ってきた熱風を思い切り吸うような事はないけど、やっぱ、ちょっと、ねぇ?
あ、フードが伸びたと言えば、それに伴いバンパーからの吸い込み量が増えました。
かなり強烈です。

・・・が、ファンから外れている場所はほぼ無風です。
いいんだろか?



というわけで、ツインパワ〜化いちおー終了です。
アイドリングでも冷え冷え〜♪を目指してファンを追加したのですが、それほど冷え冷えにはなってないようです(最高気温33.1度時)。
停まってるとやっぱちょっと弱いです(´・ω・`)

気温を考えればハチロクにしては冷えてるほうだと思うし、今までよりも外の冷たい空気を大量に吸っているので意味なくはないでしょうが、これは完全に自己満足の世界ですね。

これ以上を目指すならツインパワ〜はやめて、完全に電動化するしかないですけど・・・
どーしよっかな〜?