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 友人に誘われ、尾瀬岩鞍へスキーに行ってきました。
 スキー、久しぶりだなー。
 
 前は免許取りたての時に行った新潟の山本山が最後だから…
 
 19年ぶり!?
 
 その前は、小中高と時々遊ぶ程度で5、6回?10回は行ってないと思います。
 マスターしたのはボーゲンと、せいぜいシュテムターンくらい。
 パラレルしようと揃えたままだと山側に曲がれと言われても、倒れこむか、そのまま斜滑降でコース端までいっちゃうレベルです。
 
 最近のスキーは簡単だと言うけれど、どーなんかね?
 
 
 
 
 
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            | で、まあ結果から言っちゃいますと、 
 無茶苦茶簡単です!
 
 あらビックリ。
 スゲー楽しい!
 ボーゲンでやめちゃった人には特にオススメです♪
 半日でパラレルで滑れるようになりました。
 
 
 
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            | そーはいっても、午前中は二回、盛大にすっ転んだりw
 
 みんなにくっついていって二回リフトを乗り継ぎ、いきなり中級者向けのコースに行っちゃったのがそもそもの間違いなんですけど。
 
 
 ちょっときつめの斜面を、ゆっくりと斜めに走って山側の板を開いてシュテムターン。
 回り始めたら内側を引き寄せて…ってやったら一気に外足に体重が乗っちゃって、そのまま切り上がって後ろ向きにひっくり返りました。
 反対になってもう一回やってみるも、やっぱり外足一本で体が浮いて吹っ飛ぶ…
 
 
 見かねた友人がアドバイスをくれます。
 
 「内側の足は上げなくていいんだよ」
 
 浮かす程度で上げてるつもりはないんだけどね。
 
 「曲がり始めたら、そのまま維持。そしたらスキーが勝手に曲がってくれるから」
 「膝を曲げる、腰を落とす、背中丸めない!」
 「膝曲げて前体重になってればスピードは出ないから。で、曲げる前に膝伸ばして山側に体重かけて、曲がり始めたらそのまま維持!」
 
 言われたように、スキー揃えて膝まげて斜滑降、ヒョイッと膝を伸ばすと…じわじわ曲がり始めます。
 谷側に体が向いてくるとスゲー怖い!けど維持!
 ってやったら、そのままシューっと曲がってくれました。
 
 ナニコレすげー!
 けどやっぱコエー!
 
 とりあえず中級コースでやる練習じゃないってのはよくわかりましたw
 
 その後も、一回曲がっちゃ止まり、一回曲がっちゃ止まりを繰り返し、キツイ斜面は斜滑降や横滑りでジリジリ落ちて、なんとか中腹まで降りてこられたトコで午前終了。
 ものすごい疲労感…
 
 
 
 
 午後は一人でファミリーコースで練習!
 
 ホントは中腹からの長いコースで滑りたかったんですけど、リフトの行列がとんでもなく長かったので、比較的空いてるコッチに。
 
 結果的にこれは正解で、直滑降で落ちていってもそれほどスピードは出ない安心感と、とにかく回数をこなせたのは良かったです。
 最後に全員でロングコースを滑りましたが、最初の中級コース並みの斜度でも、問題なく滑ってこられました。
 午前中、思い切りひっくり返ったのがウソのよう…。
 
 やっぱり腕に見合った場所で練習するのが大事ですよ!
 あと数!
 
 
 
 
 そんなわけで、練習で分かったパラレルのコツ、というかメモ。
 次に滑るとき、忘れてそうなので…。
 
 
 
              ・シュテムターンは不要!?
              いや、不要ではないんですが。いわゆる、山側の足を広げてターンに入る、ってのは完全に不要なカンジデス。やるなら谷側の足を広げて一回山側に曲がる、ブレーキやフェイントの役割で使います。最近では教えてないそうですね。
             
              ・曲がり始めは股関節!
              最初、足を踏ん張ったり踏み込んだりで曲がろうとしてたんですけど、腰を入れて股関節に体重乗せるだけで曲がれるカンジがつかめました。これだと膝はサスペンションとしての役割を果たすだけでいいので、すごく楽〜。
             
              ・曲がるためにはエッジを効かす。
              スキー板のエッジを使えば、簡単に曲がっていきます。踏み込んだりスライドさせたりと言う動作は不要。
             
              ・エッジを効かせるには?
              エッジを効かせてターンに入るには、板を斜めにしなければなりません。では斜めにするには…足首を曲げる?足首はブーツで固定されてますから微調整にしか使えません。膝を入れる?これだとたぶん半分正解くらい。一番簡単なのは倒れこむ事。
             
              ・倒れこむには?
              真っ直ぐ立った状態で、軽く膝を曲げて少し腰を落とした状態になったとして、
              
                この三つだと、一番簡単に倒れられるのは三番目じゃないかと思います。体重移動や重心なんて考えることなく、スパっとターンに入れます。両膝を曲げた状態から、地面を蹴るように右ひざを伸ばす。
                両膝を曲げた状態から、右足首に体重をかけてみる。
                両膝を曲げた状態から、右股関節だけに体重を感じるようにしてみる。体重移動ではなく、左足の力を抜くだけ。
               
              ・曲がる前に膝を伸ばす。
              膝を伸ばすと谷側の足が浮き、自然と山側の足の外のエッジのみ引っかかり谷側へ倒れこむような動作になり、エッジの切替に繋がってるんじゃないかなー?と思います。これのおかげで谷側ターンの感覚を覚えることができました。のちにフェイントと股関節を意識してからは、あまりしなくなったよーな?
             
              ・曲がり始めたら…
              両方の股関節に体重を乗せて、内側の足のエッジにも働いてもらいます。
             
              ・スキーと自転車の共通点?
              ボーゲンは補助輪つきでブレーキかけてハンドルで曲がっていくイメージ。パラレルはハンドルはほとんど使わず、傾きだけで曲がっていくイメージ。
             
              ・フェイントは大事。超大事!
              安全に滑るためにはフェイントが大事だったようです。いわゆるラリー用語でのフェイントです。
             
 こんなもんかな?
 
 まだまだパラレルの入り口に立ったばかりですけど、十分にスキーの楽しさは味わえました。
 カービングスキー万歳!
 そして次の日筋肉痛だ!
 
 膝のウラが痛い〜(´;ω;`)
 
 
 
 
 
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            | 熱中症にご注意?
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            | 午前中、やっとの思いで中腹まで戻ったときの事。
 
 滑ってくるから席取っといて〜、と言われ、ゼーゼー言いながらレストハウスに移動。
 どっかあいてるとこないかな?としばらく探していると、なんだか頭がくらくらしてきて手も震えてきます。
 貧血?
 
 手袋とってネックウォーマー外して首元緩めても改善せず、さらに吐き気もしてきて悪化の一途。
 そんなフラフラな状態でなんとか席を確保し、ブーツ緩めてゴーグルとって帽子とって、ってやってたら気づきました。
 
 ものすごい汗!
 
 ってことはこれ、熱中症か!?
 人も多い室内なので、酸欠も若干入ってるカンジ。
 
 吐き気と闘いながら上着を脱いでいって、結局、上半身はTシャツ一枚に。
 ここまで脱いで、ようやく症状は落ち着きました。
 「雪山は寒いぞー」と散々注意されてたので、ネックウォーマーにアームウォーマーで首・手首をがっちり塞いだ上にブーツ内にカイロまで入れてた状態で、暖房の効いた室内に入ったのが致命的だったようです。
 そりゃ熱もこもるわ…。
 
 
 午後の練習再開の一本目で早くも疲労感がきたので、すぐにフリースは抜いてTシャツ+ハイネックシャツ+スキーウェアというかなり薄着な状態で続けたところ、その後変な疲労も眩暈もせず楽しく滑れました♪
 
 
 手足が冷えるとツライし、首が冷えると頭痛がしたりするのでココらはがっちり保温して、軽く一本滑った後に胴体だけ薄着にする、というのがいいかもしれません。
 
 スキーに行くと気分が悪くなる、と言う方はお試しを〜。
 
 
 
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