| 発端 
 「コーラとかってさ、500mlと350mlじゃ微妙に味が違うよね〜」
 こんな会話をしていた時、ふとタバコが目に入る。
 
 ぎょにー「そーいや、マルメンライトのロングもマズイんすよ」
 私「なんで?同じタバコじゃん。ロングとキングサイズで味が違うの?」
 ぎょにー「そうじゃなくて、なんか味が薄いんですよね〜」
 
 はぁ、そんなもんかいね。
 
 
 ・・・って待てよ?
 コーラを薄くするのは簡単だ。
 水を多く加えりゃいい。
 
 しかし、タバコを薄くするのってどーやるんだ!?
 
 疑惑
 
 ぎょにー「ほら、お茶と一緒ですよ。たぶん」
 おおなるほど。
 緑茶と紅茶の製造方法の違いみたいなもんね。
 え、違う?
 タバコの葉の種類が違うんじゃないかって?
 
 ・・・うーん、でもそれだと「マイルドセブンとマイルドセブンライトの葉っぱは違う」って事になるぞ。
 なんか変だな。
 
 やっぱ製造過程でタールやニコチン抜いてるんじゃないか?
 
 
 友人Nにも聞いてみる。
 
 N「ブレンドがちがうんじゃない?」
 
 あ、ブレンドって手があったか!
 それならタール量を調整できるね。
 タバコの葉とタールの出ないなにかを合わせれば良いワケだ。
 
 
 ・・・タールの出ないなにかってナニ?
 ってゆ−か、それじゃタール10mgのマイルドセブンに対して1mgのマイルドセブンワンは、タバコの葉が10分の1しかないって事になる。
 でも値段はワンの方が高い。
 
 それって変じゃない?
 
 そーいえば・・・
 
 タール1mgとか言ってるけど、この数字の分母はなに?
 普通成分表示には「100gあたり」「1箱あたり」とかって書いてある。
 が、タバコには書いてない。
 コノ数字は一体なんなんだ!?
 
 
 さらに!
 同じ銘柄、値段でもロングサイズとキングサイズのがある場合があるけど、タール値は同じだったりする。
 ロングの方がどう見ても多いはずなのに、である。
 
 と言う事は、この数字は「○○g当たり」の数字なのだろうか。
 それならば箱の大きさに関わらず、数字は一定になる。
 
 
 しかーしっ!
 発端でも書いたように、ロングサイズを吸う人に聞いてみると大抵、
 「ロングの方が味が薄い」
 と言う。
 
 それが本当ならあの数字は1箱もしくは1本あたり、という事になるが・・・
 ロングとキングのわずかな長さの差のためにわざわざ中身変えるかな〜?
 
 
 ここで夜勤バイトのT君に話を振ってみる。
 
 T「・・・同じモノだけど、大体の数字だから変わらないんじゃないですか?」
 
 あばうとなお答えありがとう(^^;
 まぁ確かに1.0mgが1.2mgになっても四捨五入したら1mgなわけだし。
 でもそれだと「ロングの味が薄い」と言う事の説明ができない。
 
 う〜ん・・・
 
 ちょっとまとめ
 
 疑問その1:タバコによってタール値が違うが、どうやって調整しているのか?
 
 推測:
 1.製造過程で蒸すなり干すなりして抜いている
 2.葉の種類が違う
 3.ブレンドで調整
 
 3番が一番有力かな?
 今思ったけど、タールの少ない葉があれば、10mgと1mgのタバコで葉の総量が違うなんてこともないわけだし。
 
 
 疑問その2:
 1mgとか言うけど、なにに対して1mgなのか?
 
 推測:
 1.100gあたり
 2.1箱あたり
 3.1本あたり
 
 無難なトコで1番か?
 しかしタバコのパッケージに内容量のグラム表示なんて見たことない。
 普通20本入りとかって書いてある。
 って事は2番、もしくは3番か・・・しかし・・・
 
 
 疑問その3:
 同じ値段、銘柄、タール値なのにロングとキングサイズで味が違うのはなぜか?
 
 推測:
 1.微妙に中身が違う
 2.同じモノなので気のせい(笑)
 
 わざわざ微妙に中身を変えるとは思えないので、2番じゃないかな〜。
 でも内容量が増えた分、タール値も増えなきゃおかしいけど・・・疑問2が解決しないとわからんな。
 
 
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