追加実験!

1999/12/28


トーイン=マイナスと思っている方へ、トーについて番外編的な実験をお見せします。

しかし、なんでトーイン=マイナスが一般的になったんですかね?
私が思うに、どうもソニーマガジンズの本の説明が良くないらしい・・・
うそではないが、微妙なニュアンスの違い、というやつですね〜。
とゆーわけで、さらに追加実験を行います。
ノリはマッドサイエンティスト♪
学会に復讐してやる〜(笑)

実験:さらに極端なトー設定下での挙動


実験車

車両は「エスクードPPV」
セッティングは・・・どーせ狂うから関係なし! タイヤはスーパーソフト。


方法

普通、トーの設定範囲は+0.20〜-0.20mmまでである。
どうせなら200mmくらいつけて、トーイントーアウトの決着をつけたい。

アーケードモードでぶつけるとトーがかなり狂うので、コレを利用することにする。
まぁ、要するに「ぶつけまくって観察しよ〜」ということです。


結果

結論から言うと、「トーインは曲がらず、トーアウトはドコへ飛んでいくかわからない」です。

ぶつけたときの状態ですが、フロントはトーイン、リアはトーアウトに狂います。
・・・狂う、とかいう生易しいものではなく、ロアアーム交換+フレーム修正が必要なくらいの立派な事故車。

まず、フロントが最大限トーインになった場合ですが、全く曲がりません。
60km/h以下なら何とか曲がれるかな、というくらいで、ほとんど真っ直ぐ突き進みます。

次に、リアが最大限トーアウトになった場合ですが、こちらはフォークリフトのようにクルクルまわり、ちっとも前に進みません。
少しハンドル切っただけでスピンモードに突入する、非常に危険な車と化した・・・

最後に、フロントトーイン、リアトーアウトの場合ですが・・・・よくわからないです。
真っ直ぐ進んだかと思えばいきなりスピンしたり、ハンドル切った方向と逆に曲がったりと、もう大変!

ちなみに右の画像はリアタイヤです。フロントじゃありません。
激しくトーアウトになってますね〜・・・

リアタイヤ
リアタイヤ
リアタイヤ
リアタイヤ
リアタイヤ
リアタイヤ
リアタイヤ
リアタイヤ

考察

「The world of Gran Turisumo2」には、

 進行方向に対して、タイヤの前側が内側を向いている状態をトーインという。ホイールアライメント(車両整列)をトーインに設定することで、タイヤが曲がるための力を常に得ていることになる。そのため、フロントをトーインにしておけばステアリング操作に対する応答性は鋭くなる。一方、リアをトーインにしておけば、フロントと同時にリアタイヤが曲がるための力が得られ、安定性が向上する。結果的に、コーナリング性能を引き上げられる。ただし、トーインをつけすぎると走行抵抗が増えるだけに最高速は低下することを覚悟すべきだ。
 逆に、トーアウトに設定することもある。たとえば、車高を下げるとキャンバーがつき気味になるが、それによってトーイン状態と同じ特性を示す。その修正を目的として、あえてトーアウトに設定し、操縦性の違和感を解消するようにしている。
と書いてある。
しかし、トーインは「安定性が向上する」のであり、「旋回性が増す」のではないところがポイント。
また「曲がる為の力を常に得ている」のは左右のタイヤであり、片方だけではない。
モノはなにかしらの負荷がかかっている方が安定する(ヤジロベエなんかがそう)ので、結果、安定性、直進性が増すのである。

リアについては、そのまんまである。
リアのスタビリティが増せば、それだけコーナリングスピードを上げられるのは周知の事実。
コーナリング中に、リアがある程度以上滑ればスピードは落ちる。
派手なドリフトは遅い、というヤツである。

また、ジムカーナではリアを出しやすくするためにトーアウトにセットする場合があります。


補足

MR−2(SW後期)のリアには出荷時から6mmほどトーインがついている。
フロントは1mm。前期のリアは5mm。
NSXタイプRのリアも6mm。フロントは2mm。
レガシィは前後とも0mm。強気だ。
ランエボ(2〜4)はフロント0mm、リア3mm。

このように、純正の目標値でトーアウトに設定されているのは、なかなかないのである。


前の実験ではプラスの方が曲がりづらかった。
今回はトーインになるにつれて曲がりにくくなっていきました。
よって、トーインはプラス、と言う事なんですが・・・・

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